台風が頻繁に日本を訪れ、寒暖差が激しく、なんとも落ちつかない秋の日々ですね。
皆さんいかがお過ごしでしょうか。
10月18日(金)~10月20日(日)に2泊3日で第2回2083ゼミ合宿が開催されました。
合宿1日目のレポートは私、とわがお送りします(・ω・)
合宿1日目は平日ということで参加メンバーは少ない…ということはなく
合宿参加メンバーの約7割が1日目から参戦しておりました。
今回の合宿では千葉県にお邪魔し、蓮沼シーサイドイン小川荘さんにお世話になりました。
シーサイドインという名前の通りすぐ近くは海がありました。
さすがに今のシーズンに泳ぐわけにはいきませんでしたが。
宿に着いたら早速海に…ではなく今回の合宿の最初の企画、「座談ゼミ」を行いました。
「座談ゼミ」はメンバーが輪になり一人一人持ち時間3分で話をしていき、
合宿の最初にまず交流を深めようという企画です。
自分が思うゲーム音楽の未来、2083ゼミに入った理由、ゼミでやってみたいこと、自分が演奏している楽器…など様々な話題が挙がりました。
人が多く集まるとどうしても交流は偏りがちになってしまいますが、
一人一人話していく形式なのでメンバーそれぞれの話をじっくり聞くことが出来たと思います。
この人はこんな風に思っていたのか、そういう考え方もあるのか、
あの人にそんな過去が…などメンバーそれぞれが発見をしたのではないでしょうか。
その後のフリートークの時間ではファミコン音源の話、ゼミに入るまでゲーム音楽についてあまり語れなかった話などをしました。
同じ話題を共有できる仲間がいると言うのは本当に幸せなことですね。
「座談ゼミ」の次は休憩を挟み「様々なジャンルの影響を考える」という企画を行いました。
既存のジャンルに影響を受けているゲーム音楽は多く、ゲーム音楽は様々なジャンルの音楽を内包しているといえます。
どのようなジャンルの音楽が、どのようにゲームで使われているか、音源を流しながら考えてみようという企画です。
今回はテクノ、ジャズ、フュージョンなどをジャンルとして取り上げました。
曲を聞いてみると、ゲーム曲でなくても「○○なシーンで流れていそうだ」となんとなく思えるのが不思議でした。
たとえば、フュージョン系の曲はシステム選択画面で流れていそうだとか…
また、ゲーム音楽はジャンルの融合もあるかもしれないという意見も出ました。
確かにキチンとジャンル分けできないようなゲーム音楽曲は多くあるように思えます。
また、同じシリーズのゲームでも作品ごとに音楽のジャンルが変わるもの、変らないものがあるという意見も出ました。
今後、違うジャンルで色々と考察してみると面白いかもしれません。
交流、研究、と来て次は演奏の時間です。
楽器を持ち寄り「世界樹の迷宮」から『翠緑の樹海』の練習を行いました。
合宿の3日間にそれぞれ練習の時間を取り、合奏を録音し、上手になっていく過程を聴き比べてみようということになりました。
そして、お待ちかねのお夕食!
お食事はいわゆる学校の食堂のような大きな食堂で和気あいあいと楽しく頂きました。学生時代が懐かしいと呟くメンバーも……
食後は菊田裕樹さんの「人狼伴奏音楽集」を流しながらの人狼の時間でした。
そして、この時点では皆知らなかったのです。人狼にハマるメンバーが続出することを…
人狼というゲームの性質上お互い疑心暗鬼に陥っていくゼミメンバー…
先程まで和気あいあいと食事をしていた筈なのに…
そしてゲームを盛り上げる菊田さんの音楽。部屋には緊張感が漂っていました。
そして、突然電話が鳴り響きました。
宿の方からで、早くお風呂に入るように……とのことでした。
こうして2083ゼミ合宿1日目の夜は更けてゆくのでした。
1日目から交流、研究、演奏、人狼と盛りだくさんでした。
2日目以降も盛りだくさんな内容でお送りします!
つづく