さてさて合宿2日目レポートです。2,3日目のレポートは77drが努めさせていただきます。
僕は2日目からの参加で、
9:00には小研究発表が始まってしまうので、5:00前には出発し電車に揺られること数時間…
という話はおいといて、続々と2日目から参加のメンバーも集まりつつ、始まりました小研究発表。
なんと10人近い発表者がいて、様々なアプローチでの発表に議論も盛り上がりました。
今回の発表テーマは以下となっております。
「サウンドノベルの音楽は印象に残りやすいのではという考察」
「ゲーム音楽、ゲーム音楽らしさとは」
「すぎやまこういちさんの曲についてとにかく語る」
「シリーズにおける4の立ち位置」
「過去3年くらいのゲーム音楽、演奏曲調査隊」
「ゲーム音楽とエレクトーンの関わり」
「FM音源のゲーム音楽」
「乙女ゲーの作曲家についてー乙女ゲーの音楽はどこへ向かうのかー」
「ゲーム音楽演奏会およびライブイベントの特殊性とその可能性」
「ゲーム音楽実演機会創出の模索」
この中からいくつか抜粋し、ざっくりとした感想・内容を述べていきます。
「ゲーム音楽、ゲーム音楽らしさとは」
発表者の方がゲーム音楽ではない音楽を聴いて、
ゲーム音楽っぽさを感じることがあったということから
その理由を音源(音色)、作曲、編曲の点から探った発表でした。
ハードウェアによる制限やその変遷によるメロディの主張、コード感の主張を語っており、
たしかにファミコンなどの時期はメロディの主張が凄い強かったなあと思いました。
「すぎやまこういちさんの曲についてとにかく語る」
とにかくすぎやまさんの曲について語る!ということで、
今回は曲の「モチーフ」をテーマに発表されていました。
ドラゴンクエスト6の「悪のモチーフ」を用い、ドラゴンクエスト6の音楽を実際に聴いて
あ、ここで悪のモチーフのフレーズが使われているのか!と、
発表を聞いている人にもわかりやすい発表でした。
また、すぎやま曲に多いある特徴についても語っていました。
気になる方は是非ゼミに参加して発表者の方から聞き出してくださいヽ(*´∀`)ノ
「過去3年くらいのゲーム音楽、演奏曲調査隊」
最近行われた演奏会で演奏されたゲーム音楽を分析しその傾向を発表されていました。
やはりスクウェア・エニックスの作品が多く演奏される傾向にありましたね。
演奏に関わる著作権、許諾なども大きく絡んでいるのかと思われますが、
そこがいつかクリアになったときに、より多くの作品が演奏されるとよいなと思いました。
「ゲーム音楽実演機会創出の模索」
近年ゲーム音楽の実演機会(コンサート・ライブ等)が増えたことを受けた発表でした。
機会創出に対する障害や、それを解消し機会創出をするための方法を提示されてました。
発表タイトルからいかにも堅い内容ですがそのもとは、
発表者の方のもっと色んなタイトルの曲が演奏されるといいなという熱意にありましたw
小研究発表とはいえ、敷居高そうだなあ2083ゼミこわいなあと思われるかもしれませんが、
2083ゼミの小研究発表はすべてがそんな堅苦しいものというわけではありません。
今回なら調査した統計の発表やどうすれば実演機会が増えるのか?というものが堅めだった一方、
ゲームをやった、ゲーム音楽を聴いた際のちょっとした疑問を深く掘り下げたものや
とにかく語りたいから発表として昇華しました!という熱意が伝わってくるものまで、
今回はそのバランスが半々くらいになりましたがいつも良い意味でゆるゆるーっと行っております。
僕に文章力がないため伝えづらい所もありますが、今後小研究発表ゼミがきっとあるかと思いますので、
その際はぜひ一度!ご参加してみていただければと!思います!百聞は一見になんとやら!
また、今後ちゃんと何かしらゼミからアウトプットしていきたいねという話も燃え始めましたので、
ゼミの外に向けての発信も増えていくかも?しれません!乞うご期待!
ちなみに、もっとがっしりがっつりした研究などを希望されるかたは
日本デジタルゲーム学会様というところがありますので
こちらの方を見てみてはいかがでしょうか。
そんなこんなで、昼食(とジェラート)を挟んで
2日目の午後はレクリエーションということで、2時間ほど皆でスポーツを楽しみました。
フリスビーを一心不乱に回したり、黒子のバスケごっごをしたり、卓球王国の尖兵が卓球ガチバトルを繰り広げたり。
実際やってみて思ったのですが、フリスビーって意外と投げるの難しいんですよね。
まっすぐ飛ばないし戻ってくるし、フリスビーの競技とかやってる方々ってすごいなあと実感しました。(小並感)
しかし、これ明らかに明日筋肉痛だろってくらい運動しましたけどもどうでしょう。ざわ・・・ざわ・・・
運動した後は、しばしの自由時間。スマブラ(64)をみんなでわいわいプレイしたり、ゼノブレイドをやったり。
自由時間にやることが大体ゲームになってしまうあたりさすがですねw
そして2日目の夜はBBQ!天気は少し悪めでしたが、楽しくご飯を食べました。
BBQ中に話すこともやはりゲーム音楽のお話が多め。
来年3月の沖縄のゲーム音楽イベントのお話だったり、演奏会のお話だったり。
BBQ後は立て続けに宴会。
「この曲すっごい良いからちょっと聴いてくださいよ!枠(超訳)」と題して、
部屋の一角でBGMを流すDJコーナーを設けそこでアツいトークをしたり、
2日分の撮りためた写真を見返して爆笑の渦に包まれたり、
最近出たスマートフォンのearthのアプリでコラ写真を作ってふざけたり、
和気あいあいとしていました。
写真の話はおいといて、ほんと1日中ゲーム音楽の話ができる場ってすごいなあと思います。
少し話はそれますが
僕は2083ゼミに参加するまでゲーム音楽的な知り合い?がいなくてですね。
演奏会に行っても、感想を共有することもできず(Twitterもあまりやってなかった)
とぼとぼと帰宅してた時期がまあ少しありまして。
それはそれは中々切ないものだったのですけれども、
演奏会に挟まっていた2083フリーペーパーを見てゼミの存在を知り
(今はゼミのチラシもありますが)
意を決して参加してみたところ、あれよあれよとゼミのメンバーになり、
演奏会や音楽の感想を語り合える方々もでき、色んなコンサートに奏者として参加したり、
今は中々充実した生活を過ごしておりますヽ(*´∀`)ノ
人によって何かが拡がるきっかけは違うかと思いますが、
僕のきっかけはそれが2083ゼミでした。
と、BBQや宴会で皆でわいわい話してるのをみてそんなことを思い出したりしてました。
なのでちょっと興味あるけどゼミの参加迷うなーって方も一度ぜひ!参加してみると楽しいと思いますヽ(*´∀`)ノ
宴会の後は部屋にもどって相変わらずスマブラやったりしていました。
しかしそこでひとつの変化が…
部屋の中央でカードを囲むように丸になって何やら話し合っている様子…ただならぬ空気、緊張感…
こ…これ…これは…………ワンナイト人狼だあああああ┗(^o^)┛www┏(^o^)┓ドコドコドコドコwwww
というわけで、ゼミメンバーのTwitterを見ていた方はおわかりかもしれませんが、
この合宿で人狼がにわかに流行りはじめました。ゼミ終了後にワンナイト人狼を買うメンバーの姿がいくつか。ハマりすぎですw
僕もやってみたいけど敷居高そうだなーと思い、最初は外野で見てたりタイムキーパー的なことをしていたのですが、
やってみて慣れればいいよ!と言われ恐る恐る緊張しながら参加してみたらこれがまた面白くてですね。
腹の探りあいというか、真実と虚構の入り乱れる場というか、人の表情を観察するあの感じというか、なんともたまらないです。
合宿1日目は僕は参加できなかったのですが、ワンナイト人狼ではなく普通の人狼を菊田さんの人狼音楽集を用いてやっていて、
とても楽しかったとのことで参加できずぐぬぬとなっています・・・ぐぬぬ・・・
しかし人狼のみならず、他のアナログな(といったら語弊があるかもしれませんが)ゲームにも音楽集みたいなのが出たら面白そうだなーと思いました。
ゲームマスターの他にサウンドマスターも用意して場面ごとに音楽を変える役割を作ったり。
ゲーム音楽の可能性をここでも感じました。
という感じで、皆で人狼にハマっていたら2日目も良い時間、ということでこの日は就寝。
ついに合宿も最終日です。(続く)