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2013.12.15 (日) 第46回 2083ゼミ 活動レポート

今年も残すところ2週間ほどとなった12月15日、第46回目の2083ゼミが葛西の「長島桑川コミュニティ会館」で開かれました。
今回のレポは、カービィの新作に夜しか眠れない私、羽生(はにゅう)が努めさせて頂きます。

今回はゲストをお迎えしてのゼミでした。
ゲスト様なんと17名!合計30名の大人数となりましたー。
初参加の方は3名。こうして見ると、リピートして来てくださる方も多いんですね。

さて、今年最後となるゼミの題材は「2083ゼミが選ぶ今年のゲーム音楽!」です。
今年のゲーム音楽を振り返りつつ、みんなでベストを勝手に決めちゃおー!というものでした。
あらかじめメンバーとゲストに「今年発売したゲーム・ゲームサントラの中で1番だと思う作品(そしてその中から流す1曲)」を決めてもらい、投票形式で決めていきました。

ノミネート作品は全部で16作品。(候補に入らなかったのも合わせると28作品!)
「候補を絞るのが大変だった・・・」という人も多かった様子。(私もです・・・)

そして、投票の末決定した栄えある第1位は・・・・・・・・・!(ドコドコドコドコドコ・・・・)
ドン!

 

 

ソ リ テ ィ 馬 (3DS)

 

 

これは、ダークホースでした・・・馬だけに・・・。

ソリティ馬とは3DSダウンロード専用のソフトで、トランプゲームの「ソリティア」と「競馬」の要素を組み合わせたゲームです。
シンプルながらに奥深いシステムで、実はゼミメンバーの中で密かにブームになっていました。
可愛い絵柄のゆる~いノリですが、レースの曲がとてもかっこいいんです!
(作曲者は、ポケモンで活躍されている一之瀬剛さんです)
500円とお値段もリーズナブルでオススメ!なのです。

ベスト10は以下のとおり。

1.ソリティ馬
2.ファイアーエムブレム覚醒(全曲収録サントラが発売)
3.ポケットモンスターX・Y
4.艦隊これくしょん
5.ドラゴンズクラウン
6.NORN9-ノルンノネット-
7.パズル&ドラゴンズ
8.エスカ&ロジーのアトリエ~黄昏の大地の錬金術士~
9.レイトン教授VS逆転裁判
10.イーハトーヴォ物語(再録音サントラが発売)

…と、ある意味2083ゼミならではの結果になりましたが、実際はどの作品も僅差でして、今年も光る作品が多かった実りのある年だったと言えると思います。
パズドラ・艦これなどスマホアプリ・ブラウザゲームも上がり、従来のゲームハード以外の作品がヒットしたのも今年の特徴かなぁと思いました。
気になるタイトルがあった方は、ぜひ聴いてみてはいかがでしょうか(*´∀`)人

恒例の演奏タイムは、ピアノを演奏された方が多かったです。色んな曲を堪能させて頂きました♪
ゼミメンバーも、発表の度に着々と上達しています!
ゼミ終了後は忘年会を兼ねた懇親会で、美味しいお酒と料理を食べながらトークに花を咲かせました。

以上の内容で幕を閉じた今年の2083ゼミ。皆さまありがとうございました!
2083ゼミにはゲーム音楽に対して様々な想いを持った方が集まるからか、
沢山の見解やアイデアや飛び出して、毎回濃厚な時間を過ごせています。

来年はそんなゲーム音楽の楽しさをもっと多くの人に知ってもらえるよう、
アウトプットを視野に入れた活動もしていきたいと思っています!

そんなこんなで、2014年も2083ゼミをどうぞよろしくお願いします~。
それでは皆さま、良いお年を!

2013.11.23 (土) 第45回 2083ゼミ 活動レポート

日に日に寒さが増して本格的な冬到来を間近に控えた中、第45回2083ゼミが11月23日に大岡山西住区センターにて開催されました。
今回のレポートは暑がりで冬大好きなベルがお届けします( ´°ω°`)ノ

今回はメンバーのみのゼミということで、先月行われた第2回2083ゼミ合宿の振り返りと、来年のゼミの運営方針などについて話し合いを行いました。

その前に、まずは恒例のサントラ紹介タイム!今回紹介されたサントラは、

 ・信長の野望 30周年記念歴代タイトル全集
 ・カラドリウス オリジナル・サウンドトラック
 ・ダンガンロンパ2 オリジナルサウンドトラック
 ・NieR Tribute Album-echo-
 ・世界樹の迷宮IV オリジナル・サウンドトラック
 ・ペルソナ4 ザ・ゴールデン オリジナル・サウンドトラック

…でした!
信長の野望は歴代のゲームソフトの他に12枚に及ぶサウンドトラックCDにアートブックに火縄銃(レプリカ)付き!という豪華なものでした。
火縄銃はさすがにレプリカといえど持ち歩くのは特別な理由がないと違法だそうで、お目にかかることはできず…。残念!

合宿の振り返りに関しては、
バラエティに富んだ小研究発表ができたね!とか、
合奏は3日間練習したおかげで上達が感じられたよね!とか、
ゲーム音楽を流しながらの宴会は格別だったね!とか
小研究発表の準備はもっと早めにしよう!(寝不足者多数でしたw)
…などの楽しい思い出を振り返りつつ、企画、演奏、レクリエーションなどの項目ごとについて良かった点・悪かった点などを挙げていき、反省内容や今後にいかせる部分などを明確に洗い出しました。

2083ゼミでは自分一人だけでは知りえなかった知識や考えもつかない意見を得られることが魅力の一つだと思います。
とくに合宿では2泊3日たっぷり時間を使うことによって、まだゼミに入って日が浅いメンバーにも小研究発表に参加してもらったり、普段発言が控え目なメンバーの意見を聞いて理解を深めたりなど、とても濃厚で充実したものとなりました。
合宿の詳しい内容に興味を持って頂いた方は、ぜひレポートをチェックしてみてくださいね!

その後は、来年のゼミの運営や予定に関して話し合いました。
様々な意見が飛び交うなか、最終的にはゼミの研究内容をゼミの外へアウトプットしていこう!という結論になりました。
具体的にどのような形になるのかはまだ検討中ですが、様々な試みを経てより良いゼミにしていきますので、どうぞ今後の2083ゼミをお楽しみに!

さて、今年最後の2083ゼミは12月15日(日)、ゲストさん参加可で開催となります。
次回のテーマは「ぼくらが選ぶ2013年ゲーム音楽BEST10」を予定!
まさにこの一年を締めくくるにふさわしいテーマですね。
皆様のご参加をお待ちしております!(参加フォームはこちら)

第2回2083ゼミ合宿レポート(3日目)

案の定筋肉痛が(伏線回収)
ということで最終日、合宿3日目のレポートとなります。引き続き77drがレポートを努めさせていただきます。

朝食を頂き、3日目午前の企画は「ゲーム音楽聴き比べ-戦闘BGM-編」です。
色んなシリーズ、作曲家の戦闘曲を1,2ループ聴き
緊張感、疾走感など複数の要素を主観的に5段階で評価していくという流れで、
20近い曲を聴いていきました。他の方の評価を見ていないので僕個人の感想を述べると、
作品によって戦闘の立ち位置が違うといいますか、例えばメジャーなRPGで比べると
DQはまさに戦闘の緊張感がおおいに出ている感じがするのに対して、
FFは戦いの高揚感、士気の高さを全面にだしている感じというかそんな感じがするなあと思いました。

RPGには基本として戦闘は存在しますが、ゲームの世界観などからくる戦闘とはどういうものか、という位置づけによって
戦闘BGMにも幅をもたせている気がすると思いました。
今回聴いた曲でいうと最近のアトリエシリーズの戦闘曲は、
とてもアツい曲調だけどどこか切なげでコミカルな部分があったりして、
個人的なアトリエシリーズに対して持っているイメージとマッチしていて素晴らしいと思いました。

戦闘曲ひとつとっても考えが広がってとても楽しい企画でした。

午前のゼミが終わり、昼食を頂いた後は演奏タイム!
まずは個人の演奏。以下に演奏曲目と楽器を書きつらねます。

サイレントヴァイオリンによるRonfaure (FFXI)、親愛なる友へ (FFV)
ピアノによるピアノのおけいこ 1〜8 (FFV)
ウインドシンセサイザーによるMoon over the Castle (グランツーリスモ)
マトリョミンによるメインテーマ (FFV)、Good Bye my Earth (ダライアスバースト)
ピアノによる水のほとり (FFXII)、ティーダのテーマ (FFX)

そしてみんなで演奏タイム。
今回の合宿では、毎日練習時間を取り最後に録音をして、
1→2→3日目の出来の違いを実感してみる、という試みをしてみました。
実際に聴いてみると、徐々にクオリティが上がっていったのが実感できて、
この上手くなっていく感じが演奏の醍醐味の一つだなあと改めて感じました。
今回の楽器は民族楽器に管楽器にキーボード複数台にピアノにウインドシンセ…とぱっと見ちぐはぐな編成でしたが、
個人的に曲の寂寥感と楽器の音色の切なさが、偶然ですがいい具合にマッチしててかなりいい演奏だなあと思いましたw

普段のゼミでもみんなで演奏タイムがありますので、ちょっと気になる方はぜひぜひご参加ください!
楽器も(施設側での制約がある場合もありますが)基本的に自由です。僕は今回の合宿ではシェイカーふってましたw

というわけで、今回の合宿の全工程が終了しました。
帰路はやはりみんな疲労がたまっていたのか、ゲームしながら寝落ちするメンバーも見受けられましたw
去年からはじまったゼミの合宿ですが、前回も今回もとても有意義だったなあと思いました。
3日間ゲーム音楽漬けになれるという事以外にも
小研究発表や各メンバーの趣味や考えを知る機会、新たなゲームの楽しさの発見(今回は人狼が特に)など、
いろんな側面からゲーム、ゲーム音楽に触れられるいい機会です。

また2日目レポートでもあったように、
今回を期にゼミからのアウトプットも増やしていこうという流れもできつつあり
合宿がゼミの歩みを更に一つ進ませる良い起爆剤となっていて、
それもあって次に合宿がまた更に楽しみだなあと思いました。
もちろん合宿だけではなく、普段のゼミにも今回の成果がフィードバックされていくと思います。

なお、合宿中のゼミメンバー、ゼミ広報アカウントのTwitterでのツイートをTogetterにてまとめておりますので、
こちらも併せてご覧いただくと面白いかもしれません。

魁!第2回2083ゼミ合宿!

さて11月からはゼミもまた通常営業に戻ります。
次回のゼミは12/15にあります。(参加フォームはこちら
企画も決まり次第、Twitterのゼミ広報アカウントやブログで告知いたします。

3日連続のレポートにお付き合いいただきありがとうございました!

第2回2083ゼミ合宿レポート(2日目)

さてさて合宿2日目レポートです。2,3日目のレポートは77drが努めさせていただきます。
僕は2日目からの参加で、
9:00には小研究発表が始まってしまうので、5:00前には出発し電車に揺られること数時間…
という話はおいといて、続々と2日目から参加のメンバーも集まりつつ、始まりました小研究発表。
なんと10人近い発表者がいて、様々なアプローチでの発表に議論も盛り上がりました。
今回の発表テーマは以下となっております。

 「サウンドノベルの音楽は印象に残りやすいのではという考察」
 「ゲーム音楽、ゲーム音楽らしさとは」
 「すぎやまこういちさんの曲についてとにかく語る」
 「シリーズにおける4の立ち位置」
 「過去3年くらいのゲーム音楽、演奏曲調査隊」
 「ゲーム音楽とエレクトーンの関わり」
 「FM音源のゲーム音楽」
 「乙女ゲーの作曲家についてー乙女ゲーの音楽はどこへ向かうのかー」
 「ゲーム音楽演奏会およびライブイベントの特殊性とその可能性」
 「ゲーム音楽実演機会創出の模索」

この中からいくつか抜粋し、ざっくりとした感想・内容を述べていきます。

「ゲーム音楽、ゲーム音楽らしさとは」

 発表者の方がゲーム音楽ではない音楽を聴いて、
 ゲーム音楽っぽさを感じることがあったということから
 その理由を音源(音色)、作曲、編曲の点から探った発表でした。
 ハードウェアによる制限やその変遷によるメロディの主張、コード感の主張を語っており、
 たしかにファミコンなどの時期はメロディの主張が凄い強かったなあと思いました。

「すぎやまこういちさんの曲についてとにかく語る」

 とにかくすぎやまさんの曲について語る!ということで、
 今回は曲の「モチーフ」をテーマに発表されていました。
 ドラゴンクエスト6の「悪のモチーフ」を用い、ドラゴンクエスト6の音楽を実際に聴いて
 あ、ここで悪のモチーフのフレーズが使われているのか!と、
 発表を聞いている人にもわかりやすい発表でした。
 また、すぎやま曲に多いある特徴についても語っていました。
 気になる方は是非ゼミに参加して発表者の方から聞き出してくださいヽ(*´∀`)ノ

「過去3年くらいのゲーム音楽、演奏曲調査隊」

 最近行われた演奏会で演奏されたゲーム音楽を分析しその傾向を発表されていました。
 やはりスクウェア・エニックスの作品が多く演奏される傾向にありましたね。
 演奏に関わる著作権、許諾なども大きく絡んでいるのかと思われますが、
 そこがいつかクリアになったときに、より多くの作品が演奏されるとよいなと思いました。

「ゲーム音楽実演機会創出の模索」

 近年ゲーム音楽の実演機会(コンサート・ライブ等)が増えたことを受けた発表でした。
 機会創出に対する障害や、それを解消し機会創出をするための方法を提示されてました。
 発表タイトルからいかにも堅い内容ですがそのもとは、
 発表者の方のもっと色んなタイトルの曲が演奏されるといいなという熱意にありましたw

小研究発表とはいえ、敷居高そうだなあ2083ゼミこわいなあと思われるかもしれませんが、
2083ゼミの小研究発表はすべてがそんな堅苦しいものというわけではありません。
今回なら調査した統計の発表やどうすれば実演機会が増えるのか?というものが堅めだった一方、
ゲームをやった、ゲーム音楽を聴いた際のちょっとした疑問を深く掘り下げたものや
とにかく語りたいから発表として昇華しました!という熱意が伝わってくるものまで、
今回はそのバランスが半々くらいになりましたがいつも良い意味でゆるゆるーっと行っております。

僕に文章力がないため伝えづらい所もありますが、今後小研究発表ゼミがきっとあるかと思いますので、
その際はぜひ一度!ご参加してみていただければと!思います!百聞は一見になんとやら!
また、今後ちゃんと何かしらゼミからアウトプットしていきたいねという話も燃え始めましたので、
ゼミの外に向けての発信も増えていくかも?しれません!乞うご期待!

ちなみに、もっとがっしりがっつりした研究などを希望されるかたは
日本デジタルゲーム学会様というところがありますので
こちらの方を見てみてはいかがでしょうか。

そんなこんなで、昼食(とジェラート)を挟んで
2日目の午後はレクリエーションということで、2時間ほど皆でスポーツを楽しみました。
フリスビーを一心不乱に回したり、黒子のバスケごっごをしたり、卓球王国の尖兵が卓球ガチバトルを繰り広げたり。
実際やってみて思ったのですが、フリスビーって意外と投げるの難しいんですよね。
まっすぐ飛ばないし戻ってくるし、フリスビーの競技とかやってる方々ってすごいなあと実感しました。(小並感)
しかし、これ明らかに明日筋肉痛だろってくらい運動しましたけどもどうでしょう。ざわ・・・ざわ・・・

運動した後は、しばしの自由時間。スマブラ(64)をみんなでわいわいプレイしたり、ゼノブレイドをやったり。
自由時間にやることが大体ゲームになってしまうあたりさすがですねw
そして2日目の夜はBBQ!天気は少し悪めでしたが、楽しくご飯を食べました。
BBQ中に話すこともやはりゲーム音楽のお話が多め。
来年3月の沖縄のゲーム音楽イベントのお話だったり、演奏会のお話だったり。

BBQ後は立て続けに宴会。
「この曲すっごい良いからちょっと聴いてくださいよ!枠(超訳)」と題して、
部屋の一角でBGMを流すDJコーナーを設けそこでアツいトークをしたり、
2日分の撮りためた写真を見返して爆笑の渦に包まれたり、
最近出たスマートフォンのearthのアプリでコラ写真を作ってふざけたり、
和気あいあいとしていました。
写真の話はおいといて、ほんと1日中ゲーム音楽の話ができる場ってすごいなあと思います。

少し話はそれますが
僕は2083ゼミに参加するまでゲーム音楽的な知り合い?がいなくてですね。
演奏会に行っても、感想を共有することもできず(Twitterもあまりやってなかった)
とぼとぼと帰宅してた時期がまあ少しありまして。
それはそれは中々切ないものだったのですけれども、
演奏会に挟まっていた2083フリーペーパーを見てゼミの存在を知り
(今はゼミのチラシもありますが)
意を決して参加してみたところ、あれよあれよとゼミのメンバーになり、
演奏会や音楽の感想を語り合える方々もでき、色んなコンサートに奏者として参加したり、
今は中々充実した生活を過ごしておりますヽ(*´∀`)ノ
人によって何かが拡がるきっかけは違うかと思いますが、
僕のきっかけはそれが2083ゼミでした。

と、BBQや宴会で皆でわいわい話してるのをみてそんなことを思い出したりしてました。
なのでちょっと興味あるけどゼミの参加迷うなーって方も一度ぜひ!参加してみると楽しいと思いますヽ(*´∀`)ノ

宴会の後は部屋にもどって相変わらずスマブラやったりしていました。
しかしそこでひとつの変化が…
部屋の中央でカードを囲むように丸になって何やら話し合っている様子…ただならぬ空気、緊張感…
こ…これ…これは…………ワンナイト人狼だあああああ┗(^o^)┛www┏(^o^)┓ドコドコドコドコwwww
というわけで、ゼミメンバーのTwitterを見ていた方はおわかりかもしれませんが、
この合宿で人狼がにわかに流行りはじめました。ゼミ終了後にワンナイト人狼を買うメンバーの姿がいくつか。ハマりすぎですw
僕もやってみたいけど敷居高そうだなーと思い、最初は外野で見てたりタイムキーパー的なことをしていたのですが、
やってみて慣れればいいよ!と言われ恐る恐る緊張しながら参加してみたらこれがまた面白くてですね。
腹の探りあいというか、真実と虚構の入り乱れる場というか、人の表情を観察するあの感じというか、なんともたまらないです。
合宿1日目は僕は参加できなかったのですが、ワンナイト人狼ではなく普通の人狼を菊田さんの人狼音楽集を用いてやっていて、
とても楽しかったとのことで参加できずぐぬぬとなっています・・・ぐぬぬ・・・
しかし人狼のみならず、他のアナログな(といったら語弊があるかもしれませんが)ゲームにも音楽集みたいなのが出たら面白そうだなーと思いました。
ゲームマスターの他にサウンドマスターも用意して場面ごとに音楽を変える役割を作ったり。
ゲーム音楽の可能性をここでも感じました。

という感じで、皆で人狼にハマっていたら2日目も良い時間、ということでこの日は就寝。
ついに合宿も最終日です。(続く)

第2回2083ゼミ合宿レポート(1日目)

台風が頻繁に日本を訪れ、寒暖差が激しく、なんとも落ちつかない秋の日々ですね。
皆さんいかがお過ごしでしょうか。

10月18日(金)~10月20日(日)に2泊3日で第2回2083ゼミ合宿が開催されました。
合宿1日目のレポートは私、とわがお送りします(・ω・)

合宿1日目は平日ということで参加メンバーは少ない…ということはなく
合宿参加メンバーの約7割が1日目から参戦しておりました。
今回の合宿では千葉県にお邪魔し、蓮沼シーサイドイン小川荘さんにお世話になりました。
シーサイドインという名前の通りすぐ近くは海がありました。
さすがに今のシーズンに泳ぐわけにはいきませんでしたが。

宿に着いたら早速海に…ではなく今回の合宿の最初の企画、「座談ゼミ」を行いました。
「座談ゼミ」はメンバーが輪になり一人一人持ち時間3分で話をしていき、
合宿の最初にまず交流を深めようという企画です。
自分が思うゲーム音楽の未来、2083ゼミに入った理由、ゼミでやってみたいこと、自分が演奏している楽器…など様々な話題が挙がりました。
人が多く集まるとどうしても交流は偏りがちになってしまいますが、
一人一人話していく形式なのでメンバーそれぞれの話をじっくり聞くことが出来たと思います。
この人はこんな風に思っていたのか、そういう考え方もあるのか、
あの人にそんな過去が…などメンバーそれぞれが発見をしたのではないでしょうか。
その後のフリートークの時間ではファミコン音源の話、ゼミに入るまでゲーム音楽についてあまり語れなかった話などをしました。
同じ話題を共有できる仲間がいると言うのは本当に幸せなことですね。

「座談ゼミ」の次は休憩を挟み「様々なジャンルの影響を考える」という企画を行いました。
既存のジャンルに影響を受けているゲーム音楽は多く、ゲーム音楽は様々なジャンルの音楽を内包しているといえます。
どのようなジャンルの音楽が、どのようにゲームで使われているか、音源を流しながら考えてみようという企画です。
今回はテクノ、ジャズ、フュージョンなどをジャンルとして取り上げました。
曲を聞いてみると、ゲーム曲でなくても「○○なシーンで流れていそうだ」となんとなく思えるのが不思議でした。
たとえば、フュージョン系の曲はシステム選択画面で流れていそうだとか…
また、ゲーム音楽はジャンルの融合もあるかもしれないという意見も出ました。
確かにキチンとジャンル分けできないようなゲーム音楽曲は多くあるように思えます。
また、同じシリーズのゲームでも作品ごとに音楽のジャンルが変わるもの、変らないものがあるという意見も出ました。
今後、違うジャンルで色々と考察してみると面白いかもしれません。

交流、研究、と来て次は演奏の時間です。
楽器を持ち寄り「世界樹の迷宮」から『翠緑の樹海』の練習を行いました。
合宿の3日間にそれぞれ練習の時間を取り、合奏を録音し、上手になっていく過程を聴き比べてみようということになりました。

そして、お待ちかねのお夕食!
お食事はいわゆる学校の食堂のような大きな食堂で和気あいあいと楽しく頂きました。学生時代が懐かしいと呟くメンバーも……

食後は菊田裕樹さんの「人狼伴奏音楽集」を流しながらの人狼の時間でした。
そして、この時点では皆知らなかったのです。人狼にハマるメンバーが続出することを…
人狼というゲームの性質上お互い疑心暗鬼に陥っていくゼミメンバー…
先程まで和気あいあいと食事をしていた筈なのに…
そしてゲームを盛り上げる菊田さんの音楽。部屋には緊張感が漂っていました。

そして、突然電話が鳴り響きました。

宿の方からで、早くお風呂に入るように……とのことでした。
こうして2083ゼミ合宿1日目の夜は更けてゆくのでした。

1日目から交流、研究、演奏、人狼と盛りだくさんでした。
2日目以降も盛りだくさんな内容でお送りします!

つづく

2013.10.06 (日) 第44回 2083ゼミ 活動レポート

ソリティ馬にハマりすぎて3DSの右上が削れそうなゼミ代表、斉藤(だよタン)が10月ゼミレポートを書かせていただきます。

今回のゼミは、ゲスト参加者さんが10名超え!ということで新鮮な面々でのゼミとなりました。
今年の夏に様々なゲーム音楽コンサートが開催されましたがそこでのフライヤー配布が効果あったのかな?という感じです。
さてさて、今回のゼミのテーマは「第3回サントラ紹介スペシャル」!ということで、各メンバーやゲストの方が様々なサントラを紹介する内容となりました。

まずは今回紹介されたサントラをまとめてみます。

↓ドドンッ↓

ニンジャウォーリアーズ G.S.M TAITO1
「新・世界樹の迷宮 ミレニアムの少女」 オリジナル・サウンドトラック
ヴァンパイア サウンドBOX [Limited Edition]
武蔵伝II ブレイドマスター オリジナル・サウンドトラック
ロード・オブ・ヴァーミリオン Re:2 FAN KIT オリジナル・サウンドトラック
Symphonic Fantasies Tokyo
交響組曲「ドラゴンクエストV」天空の花嫁(聴き比べ)
Before Meteor:FINAL FANTASY XIV Original Soundtrack

自分もこの中かから「新・世界樹の迷宮 ミレニアムの少女」 オリジナル・サウンドトラックを紹介させていただきました。
新世界樹は、オリジナルのFM音源との差や新曲の質感、ゲーム中の使い方など聴き所満載ですのでとってもオススメです!!

紹介された中では、個人的にヴァンパイアシリーズのサウンドをあまり聴いたことがなかったのですが、
今回聴いてカッコイー!!と思いました。他にも色々聴いてみたいです。

ゼミ参加者には紙が配られてそこに感想やゲーム、音楽を知っているか否かなどを書いて集計するのですが、
お気に入り度一位は『武蔵伝II ブレイドマスター オリジナル・サウンドトラック』でした。

サントラ紹介の後は、恒例の演奏時間ということで様々なゲーム音楽がピアノで奏でられました。

そんなこんなで今年も残すところあとわずか!
ゲスト参加のゼミも次回12月15日(日)のゼミで年内最後となる予定です。

そして、ゼミメンバーは今週末からゼミ合宿!という名のゲーム三昧真面目な研究活動をしてまいります。
その様子もこのブログやゼミのツイッターアカウント(@2083semi)でお伝えしてまいりますので、是非チェックしてみて下さい。

2013.09.21 (土) 第43回 2083ゼミ 活動レポート

だんだん暑さが和らいできた9/21(土)、第43回2083ゼミが行われました。
レポートは2083ゼミの糖分担当(自称)こと77drがつとめさせていただきますヽ(*´∀`)ノ

今回はメンバーのみのゼミということで、来月に控えた第2回2083ゼミ合宿の予定やゼミ企画の話し合いなどを行いました。

2泊3日のこの合宿、
せっかくなのでBBQやスポーツ、観光も行おう、という方針で皆でわいわいと話し合いました。
もちろんそれだけではなく、しっかりとどのようなテーマでゼミを行うか、という話し合いもしましたよ!
ゲーム音楽ということで、ゼミメンバーが弾ける楽器について講義(というと堅い表現ですが)してもらって理解を深めるのはどうか、とか
ゲームシリーズで音楽を聴き比べて分析してみたら面白いのではないか、などと色んなアイデアが出てきました。
演奏についても楽器を弾いたことがない人でもできるように、みんなで演奏枠をどうするか、というお話もあったりと。
以上はまだアイデア段階なので、実際どのような合宿を行うかについては、合宿後のレポートを楽しみにして頂けたらと思います!
もしかしたら合宿の様子をtwitterで中継したりするかも・・・?
ゼミメンバーの色んな一面が見え隠れするこの合宿、今からもう楽しみです!

そんなこんなで話し合いをした後にはおなじみの演奏タイム。今回のラインナップは
ソロピアノによるFinal Fantasy 6より街角の子供達、幻想水滸伝2より回想、耳を澄ませば、
みんなで演奏しよう枠では世界樹の迷宮より翠緑の樹海を演奏しました。
あまり演奏会などでは聴けない曲目が聴けるのもゼミならでは、といった感じがしますね!

と、いうわけで来月は2083ゼミ合宿がありますが、いつも通りのゼミも行います!
次回のゼミはサントラ紹介スペシャル!ということでこのサントラ紹介したい!愛を語らせてくれ!という方は是非ご参加ください!
もちろんサントラの紹介はできないけどちょっと興味あるなーって方や暇や!って方もコチラより参加の申し込みができますので是非是非!ご参加ください!

2013.08.24 (土) 第42回 2083ゼミ 活動レポート

相変わらず暑さが厳しいですが、ふとしたところで夏の終わりを感じるようになってきました8月下旬。第42回2083ゼミが開催されました。

この日のメイン企画はグループワーク「ゲーム音楽仲間を増やす方法を考えよう!」
今でこそTwitterでゲーム音楽のことを呟けば誰かが反応を返してくれ、演奏会の後には飲みながら熱く感想を語り合い、またこうして毎月会ってオススメの音楽について話し、演奏を聴ける。
そんな我々ゼミメンバーですが、少なくない人数がそんな思いを誰とも共有できない苦しい時期を経験しておりました。
好きなことなのに、誰かと一緒に楽しみたいのに、そんな仲間がいない。
もしくは、身近にいる友達にもこのよさを伝えたい!それなのに、「ゲーム音楽」というだけで拒否反応を示されてしまう。
そんな経験をしたことのあるゲーム音楽好きさんは少なくないはず。
なので今回は改めて!ゲーム音楽仲間をどうやって増やしていくか、ケンケンガクガクの白熱した議論を行って参りました!
ゼミ生とゲストの方を合わせて総勢30人以上での大人数ゼミ!レポートはなっちゃんの中の人がお送りしまーす。

まずは恒例のオススメ紹介と初参加の方の自己紹介。
今回はメンバーによる「データイースト・ミュージックコレクション」「シェルノサージュ」の追加シナリオサウンドのCDの紹介、またゲストの方が「まもるクンは呪われてしまった!」を紹介して下さいました。
このCD紹介のプレゼンの仕方も、みなさんオススメどころや紹介の仕方が違って毎回面白いです。再来月の10月ゼミはCD紹介スペシャルということなので乞うご期待!

そして今回は初参加の方が6名!みなさん、前々から興味はあったけれど何をやっているか?でなかなか足を踏み入れづらかったとのこと。。。
そんな敷居がこんなゼミブログや、Twitterによって少しでも低くなればよいのですが。
その一方で、二度目以降の参加!という方も多かったので、楽しんで頂けてるのかな、と思うとなんだか嬉しくなります。

前置きが長くなりましたがいよいよ本日のメインテーマ!「ゲーム音楽仲間を増やす方法を考えよう」のコーナーです。

40分ほど各グループ内で「どんな相手(ゲームへの関心度、自分との関係etc)」に「どんなシチュエーションで」勧めるか、という作戦を練った後、
各班から勧める役、勧められる役を選出して、ロープレスタート!
それを、勧められた側のグループが「ゲーム音楽への誘い方が良いかどうか」という基準に則って採点します。
ゲームのロープレはやりこんでいても、自分が実際に演じる体験というのもそうそうありません。
みんな多少の恥じらいが見え隠れしながらも、ゲーム音楽仲間を増やしたい、という熱い想いがこもった名演を披露!

細部は違えども、各グループ共通していたのはいきなりゲームと言ってしまうと敷居が高いので、
「最初にゲーム音楽ということを伝えない」また、「相手の趣味や好きな音楽に近いゲーム音楽を勧めていく」というところでしょうか。
いつか大手を振って「オススメゲーム音楽だよ!」と言える日が来てほしいものです。

白熱のロープレバトルの結果、優勝したのは…Dグループ!実はレポ主の参加していたグループでした!
でも、どのグループも今までの体験を踏まえて、ゲーム音楽のよさを伝えたい!という思いに溢れたロープレだったと思います~
各班ごとの詳細はこのブログの一番最後にまとめておきますので、ご興味ありましたらご参照ください♪       

その後はこれも恒例!演奏タイム。
まずはゼミメンバーの一人がミニキーボードでDS版Sa・Ga2より「ミューズの風」とDQ6より「神に祈りを」を披露してから、ゲストの方がSa・Gaより「プロローグ」MOTHER「I Believe In You」をエレキギターで演奏!
今回は珍しくピアノのない会場だったので、これで終わり…かと思いきや!お二人の即興合奏により「プロローグ」LIVE A LIVEより「鳥児在天空飛翔 魚児在河里游泳」が流れ出し、最後に一曲、ということでFFVIより「仲間を求めて」が
始まるとなんとあれよあれよと、会場のあちこちから様々な音色が聴こえはじめ…!オカリナあり、リコーダーあり、コケロミンやらスマホアプリまで!最後には総勢10名程度の合奏になっていたのではないでしょうか。
まさに「仲間を求めて」がリアルになった瞬間でした!

ちなみに、今回は昨年8月に続いての「浴衣ゼミ」ということで、
男女ともに浴衣や甚平での参加者多数!レポ主が大の浴衣好きでありますため、大変眼福な時間でした。
記念に全員での集合写真もパシャリ!個人的にはこんな、季節に応じた遊び心も取り入れていきたいものです♪

また、この日は初めての試みとしてゼミ中に企画班により実況中継ツイートを行っておりましたがご覧になった方はいらっしゃいますでしょうか?
ゼミの雰囲気が伝わりますよう、これからもいろいろ試していく予定ですのでご期待くださいませ!

泳いで演じて浴衣を堪能して、そしてなによりたくさんゲーム音楽の話をして。
さらにその後懇親会からの夏祭りを堪能したメンバーも多かったようで、大充実の2083ゼミでした!
上にも書きましたが次回ゲスト参加のゼミは10月6日、サントラ紹介特集です。
また多くの方々のご参加、お待ちしております~!

<グループワーク各班内容>

Aグループ
  前提シチュエーション
   ・相手は音楽が全般的に好きである。
   ・ゲームはちょっと好きである。
   ・お互い、twitterやmixiでやり取りしてる仲である。
  
  内容
   ・音楽の会話の中で、さりげなく好きなゲームのジャンルを質問する。
   ・「そのジャンルで、良いゲーム音楽あるよ。今度会う時に教えるよ」と伝える。
   ・その間にtwitterでゲーム音楽に詳しい人に、お勧めのゲーム音楽を教えてもらう。
   ・その情報を、再会するときに教える。

  
Bグループ
  前提シチュエーション
   ・相手とはある程度の交流がある。
   ・ゲームが好きな人である。

  内容
   ・お勧めのゲームを貸してプレイして貰う。
   ・他のゲームも紹介し、それらのゲームは同一の作曲者が音楽を担当していることを伝える。
   ・相手がその話に乗ってくれたら、サントラを貸す。
   ・気に入ってもらえたら、ライブやコンサートにも誘う。

Cグループ
  前提シチュエーション
   ・仲が良い。
   ・相手は音楽が好きである。
   ・ゲームはほどほどに好き。
   ・自分は相手の好きな音楽ジャンルを知っている。

  内容
   ・相手の好きなジャンルの曲をまとめたCDを渡す。
    ※CDの中に、さりげなくゲーム曲を混ぜておく。
   ・再会したとき、「実は渡したCDにゲーム音楽があったんだ」と告げる。
   ・気に入って貰ったら、その曲が収録されてるサントラを貸す。
   ・サントラを気に入ってもらったら、他のジャンルのゲーム音楽を勧める。

Dグループ
  前提シチュエーション
   ・それなりに仲が良い
   ・お互いに音楽が好きである
   ・ゲーム音楽にはあまり関心が無い

  内容
   ・お互いに好きなジャンルのCDを交換する。
    ※ただし自分が貸すのはゲーム音楽のサントラ
   ・気に入ってもらったら、今度はライブやコンサートに誘う

 Eグループ
  前提シチュエーション
   ・友達同士
   ・相手はゲーム好き
   ・場所:銭湯

  内容
   ・湯船につかってるときに、さりげなく鼻歌相手が知っているゲームの音楽を歌う。
   ・鼻歌をきっかけにゲームの思い出話に花を咲かせる。
   ・頃合いを見て、鼻歌で歌った曲について説明する。
   ・ゲームのサントラを聴かせるため、自宅に遊びに来るように誘う。
   ・アレンジCDなどもあること、ライブもやってることを教える。

2013.07.07 (日) 第41回 2083ゼミ 活動レポート

35度近くという、猛烈な暑さを記録した7月7日(日)七夕の日に、第41回2083ゼミ@平井コミュニティ会館が開催されました。
織姫と彦星は会えたのでしょうか。ロマンティックが止まりませんね。
本日のゼミレポートは、私、さむらいくんがお伝えします。
今回は2083ゼミメンバーのみゼミとして開催されました。

まずは定番のオススメサントラ・書籍紹介から。
先日新録版が発表された「イーハトーヴォ物語ピアノソロアルバム」、
乙女ゲーの曲を集めたピアノ楽譜「乙女deゲームミュージック」、
制作サイドがサントラだけでも聴いてほしいとアピールしている「エスカ&ロジーのアトリエ」からボーカルアルバムとOST、
ラスボスが無理ゲーとして知られる「カイザーナックル」のサントラ、
説明の技術を述べた「わかりやすい説明の技術」等、
幅広い分野から紹介されました。

その後、今後のゼミ運営のための話し合いの時間を設けました。
詳しいことはここでは書けないのですが、皆様にお伝えできることは、このブログやtwitterを通じて、
早めにお伝えできたらと思います!

次に、本日の企画の1つ、小研究発表大会を行いました。
2083ゼミでは、ゼミメンバーの研究成果を発表する企画を適宜設けています。
ただし発表といっても、ゲーム音楽という個人によって感想の異なる対象を語るものですし、
ゼミメンバーも、著名なゲーム音楽研究の第一人者がいるというわけではありません。
ですので、基本は「自分の語りたいことを語る!」というスタンスに近いと思います。

以下では、今回発表した3名の発表内容をご紹介したいと思います。
1人目の発表者は「ロック音楽とゲーム音楽の関係」と題して、ロック音楽をモチーフとしたゲーム音楽の紹介を行いました。

※「モチーフとされている」は公式発表によるものではありません。

まずはゲーム音楽を流し、次に実際にモチーフとされたロック音楽を流すことで、両曲の比較を行いました。
以下、今回使用された楽曲です。
(1)チャック・ベリーの「ジョニー・ビー・グッド」 ⇔ Mother2 より 「フランクさまのテーマ」
(2)ディープ・パープルの「Maybe I’m a leo」⇔ Final FantasyⅧ より 「Maybe I’m a lion」
(3)ベンチャーズの「pipeline」 ⇔ Final Fantasy Ⅶ より「エレキ・デ・チョコボ」
私も実際に聞いていたのですが、割と知名度の高いゲーム音楽もロック音楽をモチーフとしていることを知り、非常に新鮮な感覚を抱きました。
このような遊び心を加えやすいのも、ゲーム音楽の特徴の1つかもしれませんね。

2人目の発表者は、株式会社2083代表取締役の斎藤健二による発表です。
発表内容は、代表がCEDEC2013で行う「ゲーム音楽演奏における許諾管理と適正金額」の発表内容に準じたものでした。
発表内容詳細はこちらで確認できますので、
興味のある方は是非とも足をお運びください。

3人目の発表者は、僭越ながら、私さむらいくんが、
「 “Final Fantasy” と”ドラゴンクエスト:序曲”に対する印象分析」と題して発表させて頂きました。
宣伝も兼ねてスライドをアップしましたので、興味のある方は是非とも御覧ください。(スライドはコチラ
スライドには色々小難しく書いてしまいましたが、結局のところ、重要なのは音楽を好きでいる心なのではないでしょうか。
と、まとめてみます。

そして、小研究発表後は恒例の演奏タイムです!
今日の曲目は、こちら!
■ピアノ
・SaGa Frontier2 より 連弾で「Vorspiel」、「γ2」
・Final Fantasy ⅩⅢ より 「Final Fantasy ⅩⅢ 〜誓い〜」、「サンレス水郷」。

■ピアノ + ウインドシンセサイザー
・Final Fantasy Ⅵ より 「仲間を求めて」

■みんなで合奏(ピアノ・小型キーボード・バンブラ(3DS)・リコーダー・ウインドシンセサイザー・テルミン)
・ノーラと刻の工房 より 「刻の工房」

私もピアノとリコーダーで演奏に参加しましたが(私の出来はゴニョゴニョ…)、大切なのは音楽を楽しむ心です。
どんな楽器でも(極論、手拍子でもいいかも)、自分が楽しめればいいのかなーと思います。

以上で本日のゼミは終了となりました。
終了後、懇親会に参加したメンバーはゲーム談義に花を咲かせ、ぐだぐだと過ごしておりました(スイーツ食べ過ぎた…。)。

とまぁ、個人的な感想をちょこちょこ交えながら第41回ゼミレポートをお送りしました。
長文、ここまでお読み頂き、有難うございました!

次回の第42回2083ゼミは8/24(土)に開催されます。
■時間
2013/8/24(土)13:00~17:00
■場所
元気プラザ 第2ホール

参加される方はこちらから参加表明をお願いします。
8月ゼミの企画内容はまだ決定しておりませんが、決定次第、公式Twitter等で告知したいと思います。
ちなみにこの日は、浴衣や甚平での参加推奨(強制ではないですよ〜)ゼミとなっています。
浴衣でゲーム音楽を語り合うのも、ひと夏のアバンストラッシュもといアバンチュールとして、楽しいのではないのでしょうか。
ということで、第42回2083ゼミ、奮ってご参加ください!

2013.06.22 (土) 第40回 2083ゼミ 活動レポート

第40回! となる2083ゼミは、
始まりの会場「高井戸地域区民センター」での開催となりました。
この会場は、第1回からメインで使用していた会場でもあったため、
古参メンバーには感慨深いものがあったかもしれません。

あ、レポ担当はくつ下の人が担当します。

今回はゲスト参加者が14名(うち初参加7名)と多く、
メンバーとあわせて30人ほどのゲーム音楽好きが集まりました。

定例の初参加の方々による自己紹介、
持ち寄ったサントラ、書籍などの紹介コーナーの後、
今回は「ゼミの歴史」と題して、今まで2083ゼミが何をしてきたか?
を簡単に書類とあわせて紹介、説明し、
それに対してゲストさんから質問を受け、回答する時間を設けました。

いつも怪しいと言われているゼミですが、
これで少しでもどんなことをやってきたか分かってもらえたらと思います。

このブログも発表の一環なんですが…怪しいかな?

その後、グループワークの時間となりました。
今回のテーマは『作曲者の特徴を考えよう』として、
ゼミメンバーが選び抜いた特定の作曲者の曲を聞いて
その特徴を文言化してみよう! という内容です。

今回選ばれた作曲家さんと、その曲名は下記の通り。

1:菊田裕樹さん
・聖剣伝説2「最後から2番目の真実」
・双界儀「Quake」
・に~づまはセーラー服「いたずら」
・シャイニングハーツ「田園風景」

2:なるけみちこさん
・ワイルドアームズ「星の海へ」
・ワイルドアームズ2「Battle vs Lord Blazer」
・ワイルドアームズ3「FATE BREAKER」
・ノーラと刻の工房「まいにちの暮らし」

3:目黒将司さん
・女神異聞録ペルソナ「ダンジョン~病院(異変後)」
・真・女神転生III「スタッフロール」
・DIGITAL DEVIL SAGA アバタールチューナー「Madness」
・ペルソナ3「Mass Destruction」

1つのグループを4~5人で作り、
グループ内で曲を聴きながら「この人の曲は~だよね」など、
意見を出し合って特徴を探っていきました。

グループでまとまった意見を発表した際、
違うグループと同じ意見だったり、
自分たちでは発見出来なかった特徴を言われたりと
普段気にしていなかった「特徴」を発見する楽しさがありました。

発表された代表的な特徴と致しまして、こんな意見がありました。

菊田さん
・打楽器に特徴があるけど、その打ち方はかなり技巧的
・同じフレーズを重ねていくミニマル音楽な要素
・民族調な音使いを好んでいる

なるけさん
・メロディが主役、強さを持つ曲
・曲としての主張があり、ゲームらしい曲
・かわいい曲の中にもどこか哀愁を帯びている

目黒さん
・和音が複雑で、オシャレ。ゲーム音楽じゃなくても通じる
・現代調の音使い、都会的で洗練されている。
・クラブ系サウンド寄り。西洋音楽の素養よりはR&B、ソウルなどに近い。

いかがでしょう?
皆さんの考える特徴とは違ったり、同じだったりしていますか?

選曲したメンバーからも、熱く特徴を語ってもらい、
改めて曲の魅力と特徴を感じられたグループワークでした。

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休憩の後は、演奏タイム!

今回演奏されたのは、

・ファイナルファンタジータクティクス「Ramnants」
・ブレイブリーデフォルト「木漏れ日」
・テイルズウィーバー「Reiminiscence」

そして、みんなで演奏として

・ノーラと刻の工房「刻の工房」

を、それぞれ持ち寄った楽器で演奏しました。

持ち寄った楽器と言いましても、
スマートフォンアプリであったり、手作りのシェイカーだったり、
私なんかはいつもDSソフト「バンドブラザーズDX」を使用しています。

楽団に所属していない個人が発表できる場でもありますし、
普段演奏しない私のような立場でも、気楽に参加できるので
「演奏する楽しさ」を知る部分だと思います。

聞くだけでも、演奏会では聞けないような曲が多く発表されるので
私はそれを楽しみにしていたりもします。

ゼミ終了後は、懇親会を行いました。
私は参加しなかったのですが、
きっとここでも熱くゲーム音楽について語られたと思います。

参加された皆さんお疲れ様でした。

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次回、2013年7月のゼミはメンバーのみの活動となるため、
ゲスト参加可能なゼミは8月24日(土)開催となります。
当ブログ上部の参加フォーム、もしくはコチラよりお申し込み下さい。
詳細と内容が決まり次第、当ブログにて告知致します。

また、ゼミのメンバーも募集中です。
一緒にゲーム音楽について語ったり、演奏したり
時には真面目に研究発表を行ったりと
ゲーム音楽が好き!という気持ちがあれば大歓迎です!!

興味をお持ちの方は、ブログ上部の参加フォーム、もしくはコチラよりお申し込み下さい。
皆様のご参加をお待ちしております!